【リオパラ】パラリンピック五輪で日本人メダル獲得種目と選手のプロフィール総メダル獲得数は？メダリストインタビュー

 

リオデジャネイロ・パラリンピック

日本メダリストの種目と選手プロフィールやインタビューを掲載していきます。

 

 

メダル獲得数

金メダル　０個

銀メダル　１０個

銅メダル　１４個

 

 

名簿の判例

• ①名前（よみがな）
• ②性別
• ③年齢（2016年9月7日現在）
• ④現住所（都道府県・市区町村）
• ⑤勤務先
• ⑥所属先（クラブ・チーム）
• ⑦障がい種別
• ⑧クラス・持ち点
• ⑨競技パートナー（いる場合）

 

 

金メダル

 

獲得数　　０個

 

１９６４年の東京大会以降、初めて金メダル無しとなりました。

 

銀メダル

 

獲得数　　10個

 

【陸上】女子マラソン T11/12

①道下 美里　みちした みさと　②女

③39歳（2016年9月7日現在）

④福岡県太宰府市

⑤三井住友海上株式会社

⑥三井住友海上株式会社

⑦膠様滴状角膜ジストロフィ—による視力障がい

⑧T12

⑨堀内規生／青山由佳

 

 

【陸上】男子走り幅跳び T42

①山本 篤 やまもと あつし ②男

③34歳（2016年9月7日現在）

④大阪府和泉市

⑤スズキ株式会社

⑥スズキ浜松アスリートクラブ

⑦左大腿切断

⑧T42

 

「メダル争いをする中で、楽しい勝負ができました。ただ、やはり金メダルのために頑張ってきたので悔しいです」と話しました。
そのうえで４年後の東京大会については、「４年間、どうなるかわからないですが、目指さないといけないと思います」と次を見据えていました。

 

 

【柔道】男子60kg級

①廣瀬 誠　ひろせ まこと　②男

③39歳（2016年9月7日現在）

④愛知県名古屋市

⑤愛知県立名古屋盲学校

⑥愛知県立名古屋盲学校

⑦レーベル病による視覚障がい

⑧B2、60kg級

廣瀬は２００４年のアテネ大会でも同階級で銀メダルを取っている。今回も結果は同じ銀メダルだが、その意味合いはまったく異なる。アテネでは自分のために、ただ一番上を目指したいという思いで勝ち取った。

それに対し、今回は注目度や競技レベルも上がる中、お世話になった人たちに結果で報いたいという感謝の思い、そして家族にメダルを持って帰りたいという思いでつかんだのだ。

表彰式では左手にメダルを、右手にはお守り代わりにと３人の娘たちと収まった写真を持ち、それまでの厳しい表情から打って変わって柔らかな笑顔を見せた。

 

「（決勝で）負けたのは僕が弱かっただけなので実力です。（過去の自分と比べて）今が一番強いと思います。この銀メダルは僕の取りうる最高のメダル。胸を張って日本に帰りたいと思います」

廣瀬は晴れやかな表情で戦いを振り返った。

 

 

【水泳】男子100m背泳ぎ S14 、１００メートルバタフライ

 

①木村 敬一 きむら けいいち ②男

③25歳（2016年9月7日現在）

④東京都世田谷区

⑤東京ガス株式会社

⑥東京ガス株式会社

⑦先天性疾患の網膜剥離による視覚障がい

⑧S11／SB11／SM11

 

スタートで右に流れてロープに触れたが、中盤からダイナミックな泳ぎで加速して、２６秒５２の自己ベストで２着でフィニッシュした。前回ロンドン大会で５位だった同種目で自身初のメダルとなった。「スタートで失敗したのでパニックになったけど、同じようなミスを国内のレースでも経験していたので修正できた。自己ベストも久しぶりなのでうれしい」と話した。

昨年の世界選手権で優勝した１００メートルの平泳ぎと、バタフライで金メダルを狙っている。「過酷な日程ではありますが、条件はみんな同じ。金メダルを取るためにこの大会に臨んでいるので、この結果に満足せずに次へ準備をしたい」と、さらに輝くメダルへ目標を切り替えていた。

nikkansports.comより

 

 

【ボッチャ】ボッチャ混合団体（ＢＣ１－２）

ボッチャとは？

選手プロフィール

 

リオ大会の日本選手団の中で「広瀬」という名字の選手が既に３人メダリストになった。広瀬は「たまたまですけど、良い流れですね」と笑った。

柔道男子６０キロ級の広瀬誠が銀、同女子５７キロ級の広瀬順子が銅を獲得している

今大会は「最低でもベスト４、最高で金」とチーム内で目標にしていた。決勝は世界ランキング１位の王者タイと対戦する。「ここまできたら、メダルの色は気にせず今までやってきたことを出し切るだけで、出し切れば良い結果につながると思う」。

 

 

【陸上】男子400m T52、 陸上男子1500メートル

①佐藤 友祈  さとう ともき ②男

③26歳（2016年9月7日現在）

④岡山県岡山市

⑤株式会社グロップサンセリテ

⑥WORLD-AC

⑦病気による脊髄炎で両下肢機能障がい、左上肢機能障がい

⑧T52

男子400m

最後のカーブで先行する選手を一気に抜き去り、２位でゴールを駆け抜けた佐藤友。前回覇者の米国選手には届かなかったが「自分の力は出し切れたかな」。表彰式で笑みがこぼれた。

 

陸上男子1500メートル

序盤で2番手につけ、首位の米国選手を追走した。じわじわと詰めた差は、残り半分を過ぎた800メートル付近でなくなる。トップにここまではプラン通りの完璧なレース運びだった。しかし詰めの段階ではライバルが一枚上。「最後の200メートルで相手が加速したのに気付くのが遅かった」。一瞬の油断でメダルの色が変わった。

 

【自転車】ロード女子タイムトライアル B

 

①鹿沼 由理恵　かぬま ゆりえ　②女

③35歳（2016年9月7日現在）

④東京都町田市

⑤楽天ソシオビジネス株式会社

⑥楽天ソシオビジネス株式会社

⑦網脈絡膜欠損

⑧WB2

⑨田中まい

 

 

 

【自転車】ロード男子タイムトライアル C3

①藤田 征樹　ふじた まさき　②男

③31歳（2016年9月7日現在）

④茨城県土浦市

⑤日立建機株式会社

⑥日立建機株式会社

⑦両足下腿切断

⑧MC3

 

 

 

 

銅メダル

獲得数　　14個

 

 

 

 

【水泳】男子２００メートル個人メドレー

 

①中島 啓智　なかじま けいち　②男

③17歳（2016年9月7日現在）

④千葉県習志野市

⑤中山学園高等学校

⑥花見川スイミングクラブ

⑦知的障がい

⑧S14／SB14／SM14

「僕は１７歳で、まだまだこれから。東京では金メダルを目標に頑張りたい」。

 

【陸上】男子マラソン T11/12

 

①岡村 正広

おかむら まさひろ　②男

③46歳（2016年9月7日現在）

④千葉県四街道市

⑤千葉県立千葉盲学校

⑥RUNWEB

⑦視野狭窄

⑧T12

 

 

 

【車いすラグビー】男子

 

池崎は「ここの舞台で結果を出さないといけない。日本は強いんだと示せた。やっと一歩を踏み出した」と晴れやかな表情だった

 

 

 

【車いすテニス】男子ダブルス

国枝選手は「銅メダルで救われたかなと思います。この大会は自信が揺らいでいた中でのプレーが続いていて、テニスをするのがつらいとこんなに思ったのは初めてでした」と苦しかった胸の内をあかしました。そのうえで、「どうしてもメダルは持って帰りたかったので、よかったです。最後に勝つことができたので、苦しんだこの１年が少しは報われたかなと思います。今までとちょっと違うメダルです」と話しました。

ペアを組んだ齋田選手も２大会ぶりの銅メダル獲得で、「相手が自分のほうを狙ってくるだろうと思っていました。なるべくつないでチャンスを待ち、最後まで頑張りました。今回は毎日がプレッシャーで、どういうプレーをしようか自問自答の毎日だったので、ほっとした気持ちです」と笑顔で話しました。

 

 

【陸上】女子400m

①辻 沙絵　つじ さえ　②女

③21歳（2016年9月7日現在）

④神奈川県横浜市

⑤日本体育大学

⑥日本体育大学

⑦先天性による右上肢のすべての指を欠くもの

⑧T47

「夢のような瞬間。本当にメダルが取れたんだって」。

２１歳。この障害クラスでは、日本勢で初のメダリストになりました。

レース後には「有言実行通り取れて良かった」と嬉し涙を見せた。

 

 

 

 

【車いすテニス】女子シングルス

①上地 結衣 かみじ ゆい ②女

③22歳（2016年9月7日現在）

④大阪府堺市

⑤エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社

⑥エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社

⑦先天性潜在性二分脊椎症

⑧女子

車いすテニス女子シングルスでの日本選手のメダル獲得は史上初

 

今大会は日本選手団の旗手を務めるなど「日本の顔」として、メダルの期待を背負って出場した。試合後のインタビューで涙を見せた上地は「昨日の反省点として前に出られなかったことが大きかった。

今日はどんどん前に出て自分から決めていった。そこが良かった。ただ、やっぱりファイナリストとしてセンターコートに立ちたかった。金メダルへの思いはロンドンからの４年間よりも強くなった」

 

 

【水泳】１００メートル平泳ぎ、自由型

①木村 敬一 きむら けいいち ②男

③25歳（2016年9月7日現在）

④東京都世田谷区

⑤東京ガス株式会社

⑥東京ガス株式会社

⑦先天性疾患の網膜剥離による視覚障がい

⑧S11／SB11／SM11

 

 

【水泳】男子５０メートル自由形

 

①山田 拓朗 やまだ たくろう ②男

③25歳（2016年9月7日現在）

④東京都豊島区

⑤株式会社ＮＴＴドコモ

⑥株式会社ＮＴＴドコモ

⑦先天性左前腕欠損

⑧S9／SB8／SM9

 

 

 

【柔道】男子66kg級

①藤本 聰 ふじもと さとし ②男

③41歳（2016年9月7日現在）

④徳島県徳島市

⑤徳島県立徳島視覚支援学校

⑥徳島県立徳島視覚支援学校

⑦先天性視覚障がい

⑧B2、66kg級

 

成績

・1996年　アトランタパラリンピック 男子65kg級 金メダル
・2000年　シドニーパラリンピック 男子66kg級 金メダル
・2004年　アテネパラリンピック 男子66kg級 金メダル
・2008年　北京パラリンピック 男子66kg級 銀メダル
・2015年　第30回記念全国大会 男子66kg級1位
・2015年　IBSA世界大会(韓国) 男子66kg級 7位
・2015年　IBSAワールドカップ(ハンガリー) 男子66kg級 2位
・2016年　リオパラリンピック 男子66kg級 銅メダル

 

藤本聰選手は徳島市出身の４１歳で、２大会ぶり５回目のパラリンピック出場です。

生まれたときから目に障害があり、５歳で柔道を始めました。
２１歳のとき、初出場したアトランタ大会で金メダルを獲得し、その後、シドニー大会、アテネ大会と３連覇を果たしました。
４連覇がかかった北京大会では決勝で敗れて銀メダルとなり、前回のロンドン大会は出場を逃しました。

その悔しさを胸に、柔術を練習に取り入れるなどして、４１歳で臨んだリオデジャネイロ大会で見事に復活を果たし、パラリンピックで５つ目のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

 

４５歳で迎える東京大会に向けても、「自分が現役でいられる間に日本でパラリンピックが開かれるので、そこに出場することを目標に頑張りたい。東京大会で金メダルを取って引退したい」

腹の中には、さらに４年分の燃料も蓄えてある。「２０年の東京大会までつながるリオにしたい。地元ですよ。てっぺんで最高の景色を見て終わりたいでしょ」。４年後に続く道が、この人には見えている。

 

 

 

【水泳】男子100m背泳ぎ S14

①津川 拓也 つがわ たくや ②男

③24歳（2016年9月7日現在）

④大阪府大阪市

⑤ＡＮＡウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社

⑥ＡＮＡウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社

⑦知的障がい

⑧S14／SB14／SM14

 

津川拓也選手は大阪市出身の２４歳で、知的障害があるクラスで、２大会連続でのパラリンピック出場です。

津川選手は３歳から水泳を始め、パラリンピック初出場だった前回、ロンドン大会では得意の１００メートル背泳ぎで６位となり、去年の世界選手権でも同じ種目で６位に入りました。

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津川選手は「３位で銅メダルです。前半に頑張りました。後半もスピードを出せました」と話し、初のメダルを喜んでいました。

 

 

 

【柔道】女子57kg級

①廣瀬 順子　ひろせ じゅんこ　②女

③25歳（2016年9月7日現在）

④愛媛県松山市

⑤伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

⑥伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

⑦血栓性血小板減少性紫斑病による視覚障がい

⑧B3、57kg級

 

廣瀬順子選手は「絶対に負けたくないと思って試合をした。メダルはすごくうれしいし、東京大会にもつながればいいと思う」と、日本の柔道女子で初めてのメダル獲得を喜びました。
そして、練習相手でもある男子９０キロ級の夫の悠選手について、「試合の前にくれたアドバイスが役に立って、勝てたと思う。夫が指導してくれて取れたメダルでもあると思うので、すごく感謝している」と笑顔を見せました。

悠選手は「２人で練習してきたので、メダル獲得は感無量だし、幸せを感じた。うれしいし、自分もあすの試合を頑張ろうと思う」と話していました。

 

『成人スティル病』という病気で視野の大部分を失い、小学校4年生の時から続けていた柔道を2012年に視覚障がい者柔道に転向しました

 

 

 

【柔道】男子100kg超級

①正木 健人　まさき けんと　②男

③29歳（2016年9月7日現在）

④奈良県天理市

⑤エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社

⑥エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社

⑦先天性視覚障がい

⑧B2、100kg超級

 

先天性弱視で中学から柔道を始めた。育英高（兵庫）では高校総体で３位になり、名門天理大に進学。１１年４月に徳島県立盲学校に入学して、視覚障害者柔道を始めた。身長１９０センチの巨体と切れ味鋭い足技などを武器に、初出場のロンドン大会では金メダルを獲得した。

「良い感じで体はできていた。自信はあったけど、負けは負け」と潔く言い「４年後には対戦相手全員に勝って金を取ります」とリベンジを誓った。

 

 

【陸上】男子4×100mリレー T42-47

左から第一走者、芦田、佐藤、多川、山本

 

６チームで争われ日本は第１走者の芦田創選手から第２走者の佐藤圭太選手、第３走者の多川知希選手、日本のアンカーの山本篤選手は上位３チームからは離されながらも４着でフィニッシュしました。タイムは４４秒１６の日本新記録でした。

レースはアメリカが１着、ドイツが２着、ブラジルが３着で、アメリカのタイムは会場にも一時、世界新記録と表示されましたが、アメリカは第２走者から第３走者へのタッチを定められた範囲の外で行ったとして失格となり、日本が繰り上げで銅メダルを獲得しました。

 

前回ロンドン、１５年世界選手権と４位だっただけに、メンバーの喜びもひとしお。１走の芦田は「日本新という目標を達成できてうれしい。

メンバー４人でよく冗談を言い合っていたので、そこまで緊張はしなかった」。２走の佐藤は「いいリズムでバトンを渡してくれた」。

３走の多川は「ロンドンから４年。みんなで集まって合宿してきたかいがあった。もっと伸びしろがある」。アンカーの山本は「あきらめずに走ってよかった。