悲報がはいりました。フィギュアスケート女子のエース、宮原知子(18)=関大=が左股関節を疲労骨折していることが7日、明らかになった。宮原は今月の四大陸選手権(韓国)と冬季アジア大会(札幌)を欠場する。
四大陸選手権・冬季アジア大会 欠場!
左股関節の疲労骨折
坂本花織(16)=神戸FSC=が代わって出場する。
- 出身地:兵庫県神戸市出身
- 生年月日:2000年4月9日
2017/03/15(水)に台湾で開かれる世界ジュニア選手権出場選手が代役になりました。
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本郷理華(20)=邦和スポーツランド
2017年2月14日(火)韓国で開かれる四大陸フィギュアスケート選手権大会の補欠でしたが宮原知子さんのゲガにより正式に出場になる。
四大陸選手権女子には樋口新葉(全日本選手権2位)、三原舞依(全日本選手権3位)が出場す。
男子の出場選手
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日本スケート連盟の関係者によると、宮原のケガは全治4週間で、3月の世界選手権(ヘルシンキ)には出場する方向で調整をしているという。世界選手権には、来年の平昌五輪の出場枠がかかっている。
前回ソチ五輪と同じ3枠を確保するには、世界選手権で上位2人の順位合計で「13」以内が必要で昨年の世界選手権で日本女子は11大会ぶりにメダルを逃した。宮原が5位、浅田真央7位
世界フィギュアスケート選手権大会2017の出場選手と開催日程
宮原知子フィギュア選手として致命的なケガ
宮原に異変が見られたのは2016年12月のグランプリ(GP)ファイナル直前。左股関節に違和感を覚え、年が明けても痛みが消えなかった。
フィギュアスケート選手にとって股関節の故障は致命的。
フィギュア解説者の杉田秀雄氏(82)は「股関節の柔軟性は演技に大きく影響する。
股関節を柔らかく使えないと、ヒザや足首に負担がかかる」と心配する。
特に宮原は体の小ささをカバーするため、全身を使って演技するタイプ。「真面目で練習量も多いので負担もかかったのだろう」と見ている。
優等生の宮原だけに、故障による精神的影響も気になるところ。
ケガが治っても、世界選手権で満足いく演技ができるかは微妙だ。ただでさえ大きな重圧がかかる大会だけに、無理をすれば1年後の五輪出場も危うくなる。
宮原は日本スケート連盟を通じ、「いつも応援していただいている皆様、スケート関係者の皆様、この度はご心配と御迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
今は加療に専念し、世界選手権でしっかりとした演技が出来るよう体調を整えたいと思います」とコメントした。
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