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パラリンピック水泳競技見どころと注目選手シャルル・ロゾワや一ノ瀬 メイ、成田 真由美、池 愛里、津川 拓也、中村 智太郎【リオパラ】

スポーツ
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もくじ

 

観戦のカギ

パラリンピックに出場するためには、国際パラリンピック委員会水泳部門(IPC-SW)の定める「標準記録」を突破することが最低条件。

簡単に泳いでいるように見えても、障がいのある選手が泳ぐことは高度な技術を要する。例えば、片腕や片足を欠損している選手や片半身が麻痺している選手の場合、浮力にも水の抵抗にも左右で異なる。まっすぐ進むためには、圧倒的な練習量によって試行錯誤を重ねて独自の泳法を身につける必要がある。そんな彼らの隠された努力を想像しながら観戦すると、より感動が深まるだろう

 

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基本ルール

パラリンピックの水泳は競泳のみ。オリンピック同様に「自由形」「平泳ぎ」「背泳ぎ」「バタフライ」「個人メドレー(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順で泳ぐ競技)」「メドレーリレー」「フリーリレー」の7種目で、それぞれ最速タイムを競う。
一般の競泳競技規則に準じて行われるが、障がいの種類や程度によって一部のルールが変更されている。例えば、視覚障がいの選手がプールの壁にぶつかってケガをしてしまう可能性がある。そのため、コーチがタッピングバー(合図棒)を使って選手に壁の接近を知らせることが認められている。

また、下肢に障がいがあって飛び込みが困難な選手は、水中からのスタートが認められている。
障がいの種類や程度、運動機能によってクラス分けされ、クラスごとに競技を行う。クラスは数字で示され、1~10番までが切断、脊髄損傷、脳性麻痺などの肢体不自由者。

11~13番までが視覚障がい。それぞれ数字が小さいほど障がいが重くなる。14番が知的障がい。15番が聴覚障がい。日本オリジナルとして、より軽度な障がいの選手による21番というクラスもある。

 

 

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9月9日(金)
前5:30-前6:30 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前6:30-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか

9月10日(土)
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか

9月11日(日)
前4:00-前5:30 録画 NHK総合 競泳 「予選」ほか
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前7:45 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」
前7:45-前9:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
後1:05-後3:00 録画 NHK総合 競泳 「決勝」ほか

9月12日(月)
前4:00-前5:30 録画 NHK総合 競泳 「予選」ほか
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前8:15 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか
前8:15-前8:50 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか

9月13日(火)
前4:00-前5:30 録画 NHK総合 競泳 「予選」ほか
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか

9月14日(水)
前4:00-前5:30 録画 NHK総合 競泳 「予選」ほか
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか
後1:05-後3:00 録画 NHK総合 競泳 「決勝」ほか

9月15日(木)
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか

9月16日(金)
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか
後1:05-後3:00 録画 NHK総合 競泳 「決勝」ほか

9月17日(土)
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前9:30 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか
後1:50-後3:00 録画 NHK総合 競泳 「決勝」ほか

9月18日(日)
前4:00-前5:30 録画 NHK総合 競泳 「予選」ほか
前5:30-前7:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
前7:00-前7:45 LIVE NHK総合2 競泳 「決勝」ほか
前7:45-前9:00 LIVE NHK総合 競泳 「決勝」ほか
後1:05-後3:00 録画 NHK総合 競泳 「決勝」ほか

 

 

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気になるイケメン選手

 

1987年3月4日、仏中部ディジョン・シュノーブ生まれ。

7歳の時から地元のスポーツ・クラブに通い、高校からスポーツ選手の養成校であるPôle Espoir(ポールエスポワール)にて水泳の高等教育を受け始める。

2008年にバイク事故で左腕の神経麻痺の障害を負うが、09年に競泳訓練を再開。以降14年まで、フランス・チャンピオンシップにてバタフライ100Mほかで金メダルを23個、ヨーロッパ大会で金メダル2個、世界大会で1個を獲得。

12年に開催されたロンドン・パラリンピックのバタフライ100M(S8)では世界新記録で金メダル。

 

名簿の判例

  • ①名前(よみがな)
  • ②性別
  • ③年齢(2016年9月7日現在)
  • ④現住所(都道府県・市区町村)
  • ⑤勤務先
  • ⑥所属先(クラブ・チーム)
  • ⑦障がい種別
  • ⑧クラス・持ち点
  • ⑨競技パートナー(いる場合)

 

 

池 愛里

池 愛里 いけ あいり 

17歳(2016年9月7日現在)

東京都新宿区

東京成徳大学高等学校

峰村PSS東京

滑膜肉腫による左脚機能障がい

S10/SB9/SM10

2016年7月「ジャパンパラ水泳競技大会」

・50m自由形:30秒17
・100m平泳ぎ:1分26秒22(大会新)
・100m背泳ぎ:1分15秒71(大会新)
・200m個人メドレー:2分40秒96(日本新)

池愛里選手の身長はなんと178cm

ニックネームは「えのき」だと言って笑った。「“進撃の巨人”なんて呼ばれることもあるんです」。時に周囲のネタにされる1メートル78の8頭身と長い手足こそ、池の最大の武器だ。

04年アテネ五輪で日本女子初の自由形金メダリストとなった柴田亜衣さんは1メートル76。その柴田さんに、こう言われたことがある。「キックが駄目なら上半身で泳げばいいのよ」

 

9歳の時にこの滑膜肉腫を発症

≪左脚太腿付近に悪性腫瘍 切断を勧める医師に抵抗≫9歳で左脚太腿付近に悪性腫瘍ができた池は、切断を勧める医師に抵抗し、脚を残す療法を選択した。抗がん剤治療後に病巣を摘出したが、その際に左足首のまひが残った。リハビリ後に小学校生活に戻っていったが、ありのままの自分を受け入れる決断をした中学2年時に「障がい者手帳」を申請。だが、父・愛明(あいめい)さんは反対した。その後、障がい者大会で大活躍。一昨年10月にマレーシアで開催されたアジアユースパラゲームスで金メダルを獲得し、帰国すると父は「これからも頑張れよ」と声を掛けてくれた。今は大会ごとに応援に駆けつけてくれるという。「世界一を目指すのに、五輪もパラリンピックも同じ、ということをようやく分かってくれたんだと思う」。

 

 

 

成田 真由美  「水の女王」レジェンド再び総メダル獲得数20個!!

成田 真由美 なりた まゆみ 

46歳(2016年9月7日現在)

神奈川県川崎市

日本テレビ放送網株式会社

横浜サクラスイミング

脊髄炎による四肢麻痺

S5/SB4/SM5

 

 

1970年 川崎市に生まれる
1983年 13歳で脊髄炎発症、両下肢麻痺となる
1992年 軽い気持ちでチェアスキーを始め、スポーツに目覚める
1994年 12年振りに、両下肢麻痺後初めて泳ぐ
「恐かった! 軽かった!」
1996年 アトランタパラリンピックに出場
金2、銀2、銅1を獲得
2000年 シドニーパラリンピックに出場
個人メドレー 世界新記録 金メダル
200m自由形 世界新記録 金メダル
50m平泳ぎ          銀メダル
50mX4フリーリレー 世界新記録 金メダル
50m背泳ぎ 大会新記録 金メダル
100m自由形 世界新記録 金メダル
50m自由形 世界新記録 金メダル

 

ジャパンパラ水泳競技大会が開催され、成田真由美は、女子50メートル自由形に出場。予選で39秒70を記録し、北京パラリンピックで叩き出した39秒96という日本記録を塗り替えました。

さらに、決勝でも39秒91という圧倒的な力を見せつけ、堂々の優勝。成田真由美の他を寄せ付けない実力、そして、競泳選手としてはブランクがあったにも関わらず、8年前の自分に打ち勝つ意志の強さには、見ていて快感を覚えるほどです。とはいえ、同種目の世界記録は35秒88

 

 

 

津川 拓也  リオ大会で200m個人メドレーと100m背泳ぎの日本代表

津川 拓也 つがわ たくや 

24歳(2016年9月7日現在)

大阪府大阪市

ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社

ANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社

知的障がい

S14/SB14/SM14

 

1992年大阪府生まれ。3歳から水泳を始め、15歳で初の日本代表入り。
2012年のロンドンパラリンピックでは、100m背泳ぎで6位入賞。
2016年のINASアジア大会で200m背泳ぎのINAS世界新記録を樹立。
リオデジャネイロパラリンピック日本代表。

 

 

父の正広さんがスイマーだったこともあり、2歳上の姉も一緒に家族でプールに通った。そして、受け入れに理解のあった自宅近くのスイミングスクールに入会し、実に楽しそうにレッスンを受けていたという

 

 

大会後には絵日記を描くこのノートは、遠征にも必ず持参している。

特に印象に残った場面を描く絵日記からは、彼の抜群の記憶力が見て取れる。そして、こまやかに描かれた人の表情は笑顔であることが多い。それは、津川選手が水泳のある日常を心から楽しんでいるからだろう。

その記録用ノートのほか、使い慣れた練習用用具、ジャージ、洗面用具、補食のカステラ、梅干しなどを詰め込んだスーツケースを転がし、イタリア、カナダ、韓国、イギリス、エクアドルなど実に多くの国に足を運んだ。

 

 

 

中村 智太郎  両腕がないスイマー

中村 智太郎 なかむら ともたろう 

32歳(2016年9月7日現在)

和歌山県橋本市

株式会社日阪製作所

株式会社日阪製作所

先天性両上肢欠損

S6/SB7/SM6

 

生まれつき両腕がない障害があったが、両親は手がなくても特別なことは一切せず、1人で何でもできるように足が手にな るよう厳しく愛情を持って育てた。

5歳の時、溺れないようにと親の勧めで水泳を始め、小学4年生までに4種目を泳げるまでに上達する。中学入学後、テレビ で同じ障害がある水泳選手の活躍を観て衝撃を受け、競泳を始める。

 

 

高校生になる頃から徐々に頭角を現し、ジャパンパラで優勝!

ちなみにジャパンパラは、2000年から7連覇しています!

ロンドンでは、100m平泳ぎでアテネパラを上回る銀メダルを獲得

★2015年 「ジャパンパラ水泳競技大会」 100m平泳ぎ 優勝

★2015年 「日本障がい者水泳選手権大会」 100m平泳ぎ 優勝

 

リオ・パラリンピック注目のメダル獲得候補と代表選手プロフィールや期待の競技種目の特集みどころ水泳 一ノ瀬メイ、木村敬一、山田拓朗