もくじ
国民的グルメ漫画「美味しんぼ」テレビアニメ・実写ドラマ化など色々な形で楽しませてくれていますよね。
「至高」と「究極」のグルメ対決、懐かしいテレビ番組の「料理の鉄人」なんかは似ている感じがしますよねエンターてーメント性を高めた感じがしますし
見せ方、表し方は違いますが、漫画の「神の雫」もワインに長けた2人がテーマに合わせたワインを探していくところなど「美味しんぼ」の対決が基礎になっているのではないかと考えちゃいます。
美味しんぼ作者
1983年20号の『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載をスタートしましたが
「美味しんぼ」は2人の作者がいるのがご存じでしたか?
漫画の需要な作画を担当しているのが、花咲アキラさん
そして原案・原作を、雁屋 哲(かりや てつ)さんが務めています。
花咲アキラ(作画)
- 花咲アキラ (はなさき アキラ)
- 生年月日: 1956年3月1日生まれ
- 職業: 漫画家。
- 出身地: 富山県新湊市(現射水市)出身。
- 本名: 花崎昭(読み同じ)
代表作品
『シンペイの航海』でデビュー(1981年)
『美味しんぼ』(原作:雁屋哲)
『のぼうの城』(原作:和田竜)
雁屋哲(原作)
雁屋 哲(かりや てつ)
- 生年月日: 1941年10月6日生まれ
- 職業: 漫画原作者、エッセイスト、ブロガー。
- 本名: 戸塚 哲也(とつか てつや)
- 別名: 瀬叩 龍(せたたき りゅう)
代表作品
『男組』(画:池上遼一)
『美味しんぼ』(画:花咲アキラ)
名前が2つある理由は、中国・北京生まれなので2つあるのかもしれません。
終戦後に日本へ帰国し東京大学教養学部卒業後、電通勤務を経て漫画原作者になりました。
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「美味しんぼ」発売日
第1巻の発売日: 1984年11月30日
1984年といえば
- 米アップルコンピュータがMacintoshを発表。
- スペースシャトルディスカバリー、初の打ち上げに成功。
- ターミネーター(ジェームス・キャメロン監督)
- ビバリーヒルズ・コップ(マーティン・ブレスト監督)
- ゴジラ(1984年の映画:橋本幸治 監督)
- 日本の平均寿命が男女とも世界一に
ターミネーターファーストが公開って、やっぱり長く連載しているのってスゴイですね。
巻数 | 発売日 |
105巻 | 2010年 10月29日 |
106巻 | 2011年 8月30日 |
107巻 | 2011年 8月30日 |
108巻 | 2012年 2月29日 |
109巻 | 2012年 10月30日 |
110巻 | 2013年 8月30日 |
111巻 | 2014年 12月10日 |
106巻と107巻は同時発売しているのを除くと
大体、1年に1冊ペースで新刊が発売されていました。
美味しんぼ111巻の内容
「福島の真実2」が111巻のタイトルになります。
110巻から引き続きの内容ですね。
美味しんぼ 111巻 |
話 | 内容 |
1話 | 福島の真実 12 |
2話 | 福島の真実 13 |
3話 | 福島の真実 14 |
4話 | 福島の真実 15 |
5話 | 福島の真実 16 |
6話 | 福島の真実 17 |
7話 | 福島の真実 18 |
8話 | 福島の真実 19 |
9話 | 福島の真実 20 |
10話 | 福島の真実 21 |
11話 | 福島の真実 22 |
12話 | 福島の真実 23 |
13話 | 福島の真実 24 |
13話収録されています。
通常11話収録が多いのですが予想以上に「福島の真実」の内容が濃くなったのが背景にあります。
本来の予定では単行本1冊で収まる内容予定でしたが実際に描き始めると
収まりきらなかったので2冊になりましたが、それでも予定の2倍以上のボリュームですよね。
11巻のラストのシーンは
畑の真ん中で山を見上げながら
海原雄山
「福島はありがたい」
「かけがえのない妻に出会え、新しい人生を踏み出した土地だ」
山岡士郎
「俺にとっては、」
「父親と一緒に生き直す道を教えてくれた、ありがたい土地だ」
そして
栗田ゆう子が2人の手をとり3人笑顔で終わります。
まるで海原雄山と山岡士郎が握手でもしている風景が
想像できる感じで111巻が締めくくられます。
一見これで、美味しんぼが完結!?
って言われても可笑しくない終わり方でしたよね。
でもちゃんと完結の案内が無いので新しい話がまだ待っているに違いありません
美味しんぼの休載理由
110巻から題材で取り上げられている「福島の真実」
それは、皆さんも記憶に残っていると思いますが
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の後の話を取り上げています。
福島の食材なの色々なメディアで報道されていましたが、
美味しんぼも福島の食材を安全というのを訴えながら描いていました。
その中で大きな問題になったコマがあります。
そのシーンは
画像元:http://getnews.jp/archives/578411
「福島の真実 22」に収録している
この山岡士郎が鼻血を出すシーンが問題に取り上げられました。
内容は
山岡士郎達は福島第一原発を訪れ、
そこで山岡が「原因不明」の鼻血を出して周囲を驚かせる。
コマの最後には、山岡を診断した医者に
「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と描かれています。
しかし、「放射線を浴びると鼻血が出る」「鼻血が出ている人間がいたら、それは放射線の影響である」というような間違ったイメージを湧かせてしまった為、「風評被害になるのでは」など、いろいろな容で批判を浴びました。
これに対し原作者の雁屋 哲(かりや てつ)さんは自身のブログの書き込みに
「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない」
そして、福島県の震災・原発事故被害に絡んだ内容表現が問題とされていた最中の2014年5月19日25号を最後に再び休載となりました。
ネットの反応
178: 愛蔵版名無しさん (ワッチョイ b390-wh/5) 2016/09/04(日) 15:44:57.36
もう二年以上休載してるらしい
179: 愛蔵版名無しさん (ワッチョイ 1b2b-wh/5) 2016/09/04(日) 15:59:09.50>>178
福島の件でやっちゃったから、止めたらしいよ。
180: 愛蔵版名無しさん (スッップ Sd5f-RETc) 2016/09/04(日) 16:02:19.68>>179
うん
たぶんこのまま連載終了だろ
まあ忘れた頃にシレッと再開してももう一時の勢いは出せなくてまたすく休載→終了だと思う
182: 愛蔵版名無しさん (オッペケ Sr8f-RETc) 2016/09/04(日) 23:04:29.38
>>180
最終章やると告知あったがどうなってる?
美味しんぼ休載について原作者は
雁屋 哲(かりや てつ)さんのブログで
「『美味しんぼ』は現在休載しています。ずいぶん長い休載ですが、終了したわけではありません。ただ、再開云々については、今、私の一存では言えません」
休載前最後のエピソードでは、福島第一原発を見学した主人公・山岡士郎らが鼻血を出すシーンが描かれ、これが問題視されたが、雁屋氏は「念を押しておきますが、今回の休載は、例の鼻血問題で各方面から圧力がかかったからではありません。鼻血問題とは、全く関係がありません」
と書いてありました。
そして
『美味しんぼ』の休載は、去年から決まっていたことです」
また、「美味しんぼ」の連載について「しかし、いくら何でも連載30年は長すぎだ。そろそろ終わりにしたいと思っていますが、どんな形で終わらせるか」と、連載終了についても触れ、「今までの登場人物総出演で、美味しい食べ物の話でどんちゃんどんちゃん楽しく騒いで大団円。そう考えています」と、現時点での構想を披露した。
なお、具体的な連載再開、および連載終了については「スピリッツ誌からのお知らせを、今少しお待ちください」
としている。
休載の理由については
「休載は過去にも何度かあり、6カ月以上休載したこともあります。連載も長期化すると、原作者も、作画家も時に休みを取る必要があるのです」
と休養のためとしています。
美味しんぼ112巻の発売日は?
今現在では、発売のめぼしはついていませんが
原作者は連載30年はさすがに長すぎるので、
そろそろ終わりにしたいと思っていますが
最後は、「今までの登場人物総出演で、美味しい食べ物の話でどんちゃんどんちゃん楽しく騒いで大団円。そう考えています」
とコメントしていますので連載再開の可能性はまだあると思います。
しかし気になるのが原作者の年齢ですね
1941年生まれなので、体力持つのかな~なんて思っています。
現在、美味しんぼのストックはありませんので
単行本1冊にするには連載で10~11話くらい描かねければいけません
掲載のビッグコミックスピリッツは週刊誌なので
2か月半から3か月の連載期間が必要になりますよね。
このような休載状態になったのは、
美味しんぼが有名過ぎるのも一つの原因だと感じました。
原作者の望む終わり方で作品を締めくくってもらいたいです。
やっぱり描き出すのに切っ掛けが必要ですよね。
こっそり連載再開でも悪くありませんがコソコソしたようなやり方はしないでしょうし
きっと連載再開もメディアに取り上げられ可能性があるので堂々と描きおろして欲しいですね
勝手に連載再開予想
2020年、東京オリンピックを期に連載再開
2021年に112巻発売!!
新型コロナウイルスの影響でオリンピックの延期
世界の経済も今後どのようになるかわかりません
飲食業界も大打撃でので美味しんぼの再開で少しでも飲食業界へ手助けになればと考えてしまいます。
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福島の鼻血問題で圧力が・・・
引用元: https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido
雁屋さんはブログの中で連載終了とこの騒動は別問題だと強調している。
今回の休載は、例の鼻血問題で各方面から圧力がかかったからではありません。鼻血問題とは、全く関係がありません。それに、たとえどの方面から、どのような圧力がかかろうとも、スピリッツ編集部、小学館は勿論、作者である私も、それに屈することは絶対にありません。
「美味しんぼ」は、これまでにいくつかの企業、団体から、気にくわないことを書いたと言うことで、攻撃を受けて来ました。
「美味しんぼ」一つのために、小学館の発行する雑誌の全てに対する広告の出稿を止めて圧力を掛けてきた企業もあります。
まとめ
やはり「美味しんぼ」は漫画の枠を超えている
取材をして真実を描いているから、気にくわない団体などから圧力があるのでしょうし
世間の多くに認識しているので影響力も強い
これからも負けないで作品を描きてもらいたいと私は思います。
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