寄宿学校のジュリエット！ネタバレ【103話】蓮季とウェスト公国

週刊少年マガジンで連載中「寄宿学校のジュリエット」の最新話

【第103話】を読んだので、内容や感想などを紹介します。

2019年5月8日発売日の23号に掲載されました。

寄宿学校のジュリエット！ネタバレ【103話】

寄宿学校、ダリア学園。敵対する２つの国の生徒が通う、この名門校に、許されぬ恋に悩む学生がいた。東和国寮の１年生リーダー“犬塚露壬雄”。彼の想い人は、宿敵・ウエスト公国寮の１年生リーダー“ジュリエット・ペルシア”。すべては、犬塚の命がけの告白からはじまった！！　絶対にバレちゃいけない恋物語！

【103話】蓮季とウェスト公国

ウェスト修学旅行１日目の午後、露壬雄班がミラン市のカフェで休息していると、蓮季が行方不明との連絡が入ります。

蓮季がスリを追って飛び出してから戻っていないということを聞き、露壬雄は自分も探しに行くと言いますが、反対されてしまいます。

財布を取り戻した蓮季ですが、今どこにいるのか分からなくなって困っていました。
「ねぇ君一人…？」と蓮季に三つ編みの髪の男性が話しかけていきました。

「とりあえずボクの家に行こう」と誘う男性を断ると、「怖がらなくていいよお金もいらないし」「ただお礼に君のサイドテールがほしいだけなんだ」と話す男性に怖いと思った蓮季は駆けだします。

「誰か…」「助けて…犬塚――…」と叫ぶ蓮季は女性の胸に顔をぶつけて謝ります。

蓮季が「変な人に追われて…」と話すと、女性は蓮季を庇うように「あなた私のツレに何か用？」と尋ねます。

「なんだ一人じゃないのか…」と引き返した男性を見て、蓮季は女性にお礼を伝え、「迷子になってしまって…宿も分からず…」「どうしていいか分からなくて…」と俯きながら伝えます。

「案内してあげるから」と歩き出そうとする女性に、迷惑はかけられないと断りますが、「ラグドールよ」「もし私が危ないと思ったら逃げだせばいいわ」とサングラスを外します。

信用していいのか心配しながらもラグドールについていくことにした蓮季、ラグドールが「大変だわ！」と声をあげ、「美味しそうなパスタ屋さんがあるわ！！」と指を指します。

ラグドールは席につき、「さぁ急いで食べて宿に向かうわよ！！」と目を輝かせます。

四季をイメージしたというピッツァに、チーズの器に入れて溶けたチーズと絡めて食べるパスタと美味しそうな料理を目の前に、一口だけと思って食べた蓮季でしたが、全部食べてしまいます。

近道と言われ通ったマーケットでは、ぶどうを試食し、綺麗なグラスのお土産を見たりと楽しみます。

ゴンドラに乗り、「キレーな街だな～」と口にした蓮季にラグドールは微笑み、「楽しめてるのならよかったと思って」と話します。

蓮季は自分がウェストを楽しめるように考えての寄り道だったことに気づき、ドキッとします。

ゴンドラを降りてもう少しという場所で目の前に車が現れます。

「やっと見つけましたよ」

「さっさと車に乗ってください」と言う女性に、ラグドールを庇おうとする蓮季でしたが、「あたしはマネージャーよ！？」と言われて困惑します。

「その人はラグドール」

「ウェスト一の大女優よ！」と紹介され、蓮季は驚くのでした。

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寄宿学校のジュリエット！ネタバレ【103話】の感想

「大変だわ！」と言って急いでパスタ屋に入るラグドールは面白くて可愛らしい人だなと思いました。ピッツァもパスタもとても美味しそうで食べたくなりました。

蓮季のことを考えてのラグドールの行動はとても素敵で、温かい心の人だと感じました。

ラグドールは、本当は蓮季を観光させてあげる時間がないくらい忙しい女優さんなのではないかなと思いました。

蓮季はラグドールがペルシアの母だと修学旅行中に気づくことになるのか気になりました。