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9月29日Googleのトップロゴは「ビーロー ラースロー」の生誕117周年を記念して上のように変更されています
ビーロー ラースロー(1899年9月29日-1985年10月24日)
ハンガリーの発明家でボールペンを発明したことで有名な人物です。
彼はもともとはハンガリーでジャーナリストとして働いていましたが、ある時、新聞の印刷に使っているインクは乾くのが早いため、滲まないことに気づきました。
当時、字を書くときは万年筆を使うのが主流でしたが、ペンの構造上にじみやすかったといいます。
そこでその滲まないインクを万年筆に入れて使おうとしましたが、今度はインクの粘性が強すぎてペン先までインクが届かずかけないことがわかります。
そこでビーローは化学者であった弟のジョージにこの話を持ちかけ、共同でこれに取り組み、ついにソケットの中でボールが自由に回転するという仕組みを開発します。
回転するボールにインクを付着させ、紙に転写させることで粘性の高いインクでも文字を書くことができるようになり、さらにペン先の乾燥や衝撃にも強いペンを作ることに成功します。
Biro Pens of Argentina
ビーローは1938年にパリでこの発明の特許を取得した、更に同年6月10日に新たな特許を申請し、Biro Pens of Argentinaという会社を設立。ボールペンを birome という商品名で売り出します。
その名残で、今でもイギリスやオーストラリアではボールペンのことをbiro(バイロー)といったりします。
アルゼンチンではビーローの誕生日である9月29日を「発明家の日」としている。
これにあるイギリス人が目をつけて使用権を取得し、イギリス空軍向けのボールペン生産に乗り出した。ボールペンは高度の高いところでは万年筆よりも書きやすかったためである
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